映画『ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ』見た
5/5に見た映画。
シネマチュプキという東京・田端にあるバリアフリーの映画館で見たんだけれど、帰ってきてから公式サイト開いたら、すでに配信始まってたので、先に確認すべきだったわと思いましたが、まぁよい。
ムヒカ元大統領がスピーチで有名になったのは2012年のリオ会議。
そのあとも何か映画があったような……これかな
今回私が見たのは、日本人がつくった映画。
とある番組の企画でムヒカ大統領に突撃したディレクターが、日本のことを詳しく知っているのに驚き、その後もインタビューを試みたり、来日したときの映像をまとめたものでした。
なので半分くらいディレクターのドキュメンタリーだった感はある。
今は好々爺というか大黒様かしらというくらい穏やかな風貌のムヒカ氏ですが、若い頃はバリバリのゲリラ闘士だったというのが驚きでした。まぁでも、世代的、歴史的には驚くことでもないのかな。
日本のことに詳しかったのは、子供のころ、近隣で日系移民の人たちが花き農家をしていたそうで、そのためもあるのかなと思いました。
従来の資本主義は行き詰っていて、さりとて社会主義はうまくいかなかったわけで、さてどうしたものかという感じなのですが、何か他のシステム(ハード)を考えて構築していかなければならないとは思うのですが……と思っていたら、政府はこんな取り組みをしているんだなぁ。知らなかった。でもまだ始まったばかりのようです。
それととも、ソフト(ひとびとのマインド)の更新も必要だと思うのですけれどもね。ソフトにしろハードにしろ、一足飛びにはいきませんけれどもね。
こういう映画は、ソフトに働きかけていくものかなと思います。