2022年映画のきろく
観劇が減った分、映画が増えました
<2月>
・劇場版 呪術廻戦0
・グッバイ、ドン・グリーズ!
・シラノ
<3月>
・ウエスト・サイド・ストーリー
・ブルーサーマル
・SING シング ネクストステージ(吹替)
・劇場版 呪術廻戦0
・コーダあいのうた
<4月>
・映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ
・劇場版 Free! 後編
・映画くじらびと@シネマチュプキ
・ニトラム
<5月>
・劇場版ラジエーションハウス
・ホリック xxxHOLiC
・とんび
・余命10年
・ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ@チュプキ
・ドライブ・マイ・カー
・シン・ウルトラマン
・カンタ!ティモール@チュプキ
・君の名前で僕を呼んで(アマプラ)
<7月>
・山歌@チュプキ
・杜人(もりびと)~環境再生医 矢野智徳の挑戦@チュプキ
・犬王
・チロンヌプカムイ イオマンテ@チュプキ
・キャスティング・ディレクター~ハリウッドの顔を変えた女性@チュプキ
<8月>
・私だけ聴こえる@チュプキ
・異動辞令は音楽隊!
・距ててて@チュプキ
<10月>
・もうろうをいきる@チュプキ
・見世物小屋 旅の芸人・人間ポンプ一座@チュプキ
・RED
・こころの通訳者たち@チュプキ
<11月>
・線は、僕を描く
・荒野に希望の灯をともす@チュプキ
・すずめの戸締り
・私のはなし、部落のはなし@チュプキ
<12月>
・THE FIRST SLAM DUNK
・天気の子(アマプラ)
AWS AppSync の API KEYの期限が切れたので、新しいKEYを適用する
忘れたころに、Amplify プロジェクト。この記事を自分で読み直す。
経緯
Androidに入れているアプリ(まだテスト段階)が、「ログインはできるんだけど、そのあとのデータ表示で落ちるようになったんだが(複数端末で同じ状況)」……と言われ、はて……?と思っていると、「API KEYで接続してます?」と。あ、そうですね。「じゃあ期限切れですかね、なんか1年で期限切れちゃうみたいなんですよね~、KEY新しいの振り出しますね」と言われ、あ、どうも……と新しいKEYが配布されてきたのだが。
……あれ?新しいKEYを振り出す画面に行ったのなら、同じKEYの期限伸ばせばいいのでは……???
まぁいいか、、えーと?どうすればこの新しいKEYを適用できるんだっけ???そもそもAPI KEYってなんだっけな???
と、さすらいの旅に出ました。
で、旅に出た結果、間違えて古いKEYの有効期限を延ばしてしまいました。その話はあとでしましょう…。
Androidアプリの仕組みとしては、Cognitoで認証して、AppSyncでデータ取りに行ってます。
とりあえず、ほんとにAPI KEY切れてるんかなぁ……とGraphiQLを立ち上げると……
ん、エラー出るね。たしかこれの上のほうにあるエラーだったかと……
で、GraphiQLの設定を新しいAPI KEYに変えると……あ、データ表示できるね。ふむ。やはりAPI KEYが原因か。
……でもAPI KEYを変えたところで、また1年後にアプリを変えないといけなくなるっていうのは、よろしくないですわな。
AWS AmplifyのAPI認証はどれがいいのか? - Qiita
API KEYじゃなくて、Amazon Cognito User Poolにしないといけないらしい。
そういえば、最初はAmazon Cognito User Poolで接続してた気がするんだけど、何かでうまくいかなくなって、とりまAPI KEYにすっか、ってそのままだった気がしますね……何でトラブっていたかすっかり忘れましたが……
で、とりあえず認証方法は変えるとして、まだテストアプリなので、パッチ的にAPI KEYを新しくしようというのが本日の議題。
間違えて期限を延長してしまう
API KEYってどこで設定したっけねぇ……??設定ファイルとかあったっけねぇ……???
とかいう捜索を大して行わずになんとなく適当に$ amplify api updateでできるのかな?ってやってたら古い方のAPI KEYの期限を延長してしまったやり方は以下です。
$ amplify api update
? After how many days from now the API key should expire (1-365): 365
$ amplify push
updateで何かできるのかなー、あ、何も変わらないなー、pushか……というわかっていなさ。
ちなみになんでこれでpushまでしてしまったかというと、$ amplify api update の中で
? Enter a description for the API key:
と訊かれたのですが、description?ここに新しいKEY入れるんかな?と思ってしまったからなのですが、descriptionってただの説明書きですわ。何も影響あらしません。
ちなみにupdate後、以下のローカルファイルのdescriptionとExpirationDaysが書き換わっていました。
amplify\backend\backend-config.json
あと、parameters.jsonで、APIKeyExpirationEpochを-1にするんだ!ってのが出てきたんだけれど、さっぱりわからん。指定してからpushしてみたけどたぶん関係ない。このあたりは別にまとめる。
で、、、そのあと元KEYでも新しいKEYでもGraphiQLが動くことを発見し、あーこれは単純に期限延長したねと。管理画面でKEYを確認してもらったところ、はたしてそうであった。(あ、期限って延長できるんだー、って言われました。)
正解
まぁ別にテストアプリは動きまして、1年以内には認証方法変えますので、いいっちゃいいんですが、気持ちが悪いですね。
おそらく、ちゃんとしたやり方は、
app/src/main/res/raw/amplifyconfiguration.json
このファイルを修正するのではないかな……?
ここのapiのところのapiKeyを違うものにしたらエラーがでたので、ここ変えたらよかったみたい。
余計なpushをしてしまった……
でもほかの箇所にあるapiKeyは当然そのままでして、そしたらやっぱりpushしないとだめなのかも。
$ amplify status
で確認しても古いキーですね。
いま古いキーも結局期限延長により使えるようになっているのでちょっとよくわからないことになっている。
あと、APIのとあるパラメーター変えた?って問い合わせがきまして、amplify update のログ(ターミナルに表示されたものを退避しておいた)確認したけれどもしていなくて、でもタイミング的にはわたしが何かしたか…?って感じなので震えております。amplifyこわいこわい。
謎のパラメータAPIKeyExpirationEpochについては未解決ですが次の記事にて。
映画『君の名前で僕を呼んで』見た
5/31に見た。
アマプラで見たのよ。
シャーロックがアマプラ見放題に来る!ってニュースを見かけたので、どれどれ~とアマプラのホームに行ったら、「あんさんこれ好きでっしゃろ?」の欄にこれがあって。
いやいや、ていうかすでにウォッチリストに入れてるやろ、って詳細見たら、今日まで…だと……?
このときはじめて、アマプラは作品によっては一生見放題ではないのだと知る。
そーなんだ!え!うっそ!今何時?は!?今日は珍しく早く寝ようと思っていたのに!?
と慌てて再生ボタンを押すなどしまして……
(ちなみにシャーロックは6/2からだったのでフライングであった)
この作品、映画館で上映していたときに見に行こうと思っていたのだけど、結局観なかったやつで。
タイトルの時点で内容知らずとも「わーーーーー!!!やられた!!!これは完璧なのでは!?!?!?」と刺さりまくっていたのでした。
誰よこんな素晴らしい邦題をつけたのは……!!!と思っていたら、原題が「Call Me By Your Name」であったという……原作者WIN……
そのまま訳しただけだったけど……絶対日本語のほうがいいと思うで……「僕」が最高やんか……風情……
内容もとてもよかった……何から何までよかった……アカデミー脚色賞……素晴らしい……
17歳のエリオと、24歳のオリヴァーのひと夏の恋の物語。
年齢設定最高か……
フライヤー見たときは高校生同士かと思ってたけれど、いいですいいです。
17歳という、まだ何者にもなれる、ふわふわと定まらない年齢というのがとてつもなくよいですね。
対する24歳の大学院生……大人ではあるがまだ学生でもあるというボーダー感よ……!
ちょっと気になったのが、オリヴァーがアラサーに見えるんだがな……ってところ。
調べてみたら撮った時の実際の役者さんがそうだった。29歳かな。でもエリオ役も22歳くらいだったみたい。実年齢の年齢差は合ってるのよね。なんならオファーがあった年齢は役と同じ年だったらしいので。なるほど。不問。
年代は、原作では1987年だけれど、映画では1983年にしたとのこと。
イタリアの街並みと相まって、とてもいい空気感。昭和。イタリアだけど。
音楽も静かに美しく……
あっネタバレしますね。
エリオが最初女の子と付き合ってるのがいいんだよね。振っちゃうんだけど。
それと実はオリヴァーが先にエリオのこと好きになっているのがとてもよい……
エリオが言い寄ってきても、いやあかんやろ……ってかなり戸惑っているのもとてもよい……
両親が理解ありすぎてここはヘヴンか?ってなる。
振った女の子ともそんなに修羅場にならないし。
余計なトラブルが起こらなくてとてもよい……彼ら二人に集中できる……
最後のお父さんの長いセリフが最高だったな……そういう人もいたけれど結局踏み切れなかったお父さん……
一番最後のエンドロール、あまりにも自然に素晴らしくてしばらく気づかなかったんだけど、暖炉の火を見つめている様子のエリオがずっと映ってるのよね、エンドロールの間だから2分くらい?ずーっとワンカットなのよ……その間の感情の静かな変化を、カットなしで顔の表情だけで演じてるのよね……いや素晴らしい……共感通り越して、エリオと一体化したような感覚すら覚えました。だってそんなにずっと役者さんの顔だけ見てることないもの。
なおエリオは女の子と結婚する可能性はぜんぜんあるよね。立ち直れるなら。
いやあよかったなぁ……と思ってたら、なんと吹替版のオリヴァーが津田健次郎さんだったと知り……
いやあ!!!なにそれ完璧では!?!?!?
なんで吹替版を見なかったのか!!(洋画は字幕派だからです)
残念ながら見放題期間は終わりまして……課金か??津田さんなら課金もやぶさかではないのだよ……??
▼日本語吹替版予告編
ほら……!!ほら見ろ……!!!
なお予告編ナレーションの櫻井孝宏さんもめちゃくちゃいい仕事をなさるので、くーーーっ!!!ってなった。
▼アマプラ吹替
▼原作
映画『カンタ!ティモール』見た
5/29に見た映画。
「カンタ!」は、「歌え!」という意味。
2012年の映画。存在は何年も前から知っていたのですが、監督の意向で自主上映会でしか上映していないらしくなかなか機会がなくて、すっかり忘れていたのですが、今回シネマチュプキタバタで上映しているのに気づき、行ってきました。
たまたま、監修の南風島渉さんのトークショーの日だった。
東ティモールのことはご存知だろうか。
わたしは名前しか知らなかった。
21世紀になってから独立した国だそうだ。今はティモール島の東側が独立国、西側はインドネシアになっている。
支配の歴史を簡単にまとめるとこう。
1701年、ポルトガルが全島を占領した後、オランダが西ティモールを領有
1859年、リスボン条約でオランダとポルトガルで東西ティモールを分割統治
1942年、日本軍が全島占領
第二次世界大戦後、ポルトガルによる東ティモール支配が回復
西ティモールはインドネシアの一部として独立
1974年、ポルトガルは東ティモールの主権を放棄
東ティモールの独立派と反独立派の対立が激化
1976年、インドネシア軍が独立派を制圧してに27番目の州として併合を宣言
しかし独立運動は続き、対立は激化
1999年、住民投票で約80%の住民が分離独立を選択
国連は、東ティモール暫定行政機構を設立
2002年、東ティモール独立
参考にしたのはこちら。
2002年に東ティモールを訪れた監督が、そのときに歌を教えてもらった青年に再び会うために、2003年に再訪。その時の映像が、この映画になっている。
その青年はアレックスという。若い頃から独立運動にかかわっており、密かにメッセージを込めて曲をつくり、子どもたちに向けて歌っていた。
独立運動は、市民のゲリラ戦だった。インドネシア軍が武力で圧力をかけてくるので、それに対抗するものだ。1999年に行われた住民投票の投票率はWikiによると98.6%、うち独立支持は78.5%だったとのことから、市民のほとんどがゲリラには協力的であったのであろう。それでも、まさか市民が独立を勝ち取るとは。
当然というかなんというか、インドネシア軍からはそうとう凄惨な圧力がかけられ続けたようで、家族や友人を殺されたとか、行方知れずだったり、遺体が戻ってこず弔ってあげられない、また女性は性暴力を受けるなど、誰もが何らかの被害に遭っている。
それでも彼らは、報復はしないのだという。どういうことかと思った。
たとえばインドネシア軍の捕虜を捕まえると、話をするのだそうだ。なぜ我々は独立したいのかとか、インドネシア軍は何をしているのかとか。そうして、無傷でインドネシアに返すのだという。
なんという聡明な作戦であろうか。というか、思いついても、やろうと思わないし、できないと思わないか。血気盛んな者が1人おっただけで、この作戦は簡単におじゃんになる。
この思想が市民ひとりひとりにまで浸透しているのだ。どういうこと???
元々の国民性というか、精神性として、備わっているのだろうか。
おそらく、アニミズムというか、宗教観というか世界観というか、そういうものの影響な気はする。
監督への質疑応答の中で、少しヒントがある。9:30あたりから。
相手を叩くのは、自分を叩くのと一緒、という宇宙観があるらしい。
個人的には癒しのシステムについても気になる。確実に傷ついてはいるはずだから、コミュニティによる癒しが必要なんじゃないかなって思うんだけれど。
こちらはわたしの見る前の週にあった広田監督のトークショーの記録なのだが、宗教観についても触れられている。
また、言語オタク的に興味深いことも載っていて、
「あなた」と「私」が一緒だから、「ありがとう」っていう言葉がない
「あなた」と「わたし」は、同じ単語だそう。だから、「わたしはあなたに感謝する」ということばがないのだと。「わたしたちふたりにいいことが起きてるね」という気持ちの共有が自然と起こっているのか……。
なるほどなるほど……癒し合いのシステムが、なんかもう根本的に備わってる気がする。
ところで、こうした運動には、必ず精神的に支柱となるリーダーがいるはずで、それが初代大統領になったシャナナ・グスマン氏である。
インドネシア軍に捕まり、刑務所に収容されたのだが、そこからもメッセージを発信し続けたのだという。
また、Wikiによるとそこにはネルソン・マンデラ氏などの訪問もあったようで、民族抵抗運動の最先端の情報は入手できていたようである。
この映画で非常に興味深かったのはやはり、ゲリラ戦もあったとは言え、武力に頼らない戦い方、報復をしないという精神性である。
ガンジーの非暴力・不服従だとか、キング牧師の公民権運動だとかそういった例はよく知られているが、東ティモールのことは知らなかった。
南風島氏のトークでは、いろいろとお話が聞けました。
独立前から現地に入って取材をしていたそうです。そうすると、危険を冒して独立派の人間が会いに来るのだそうです。この現状を日本に伝えてほしいと。外国の力がいるのだと。
実は、日本はインドネシア側だったんですよね。Wikiより引用。
1976年7月17日、インドネシアが27番目の州として併合宣言を行った。国連総会ではこの侵攻と占領を非難する決議がただちに採択されたが、日・欧・米・豪など西側の有力諸国は反共の立場をとるインドネシアとの関係を重視し、併合を事実上黙認した。
インドネシアは石油開発とか、まぁ、いろいろと。
そのあたりのことはこの本にもたぶん書いてあるんだろうと思います。あとで読んでみようと思います。
ところで、この映画の中心人物であるアレックスは、2017年に心臓発作で亡くなったそです。1978年生まれだそうなので、40歳手前かと。若い頃の活動で拷問を受けたりしたことが、心身に何かしらの負担を与えていたのでしょうか。
こちらは追悼の会の様子。
アレックスの言葉が書かれたカードを、上映後にいただきました。
興味を持たれた方は、機会があればご覧ください。
上映会スケジュールは、公式サイトにのっています。
また、もちろん上映会の主催も可能ですよ。
映画『シン・ウルトラマン』見た
5/23に観た映画。
ウルトラマンなんにも見たことないけど、予告編で気になったのと、「M八七」(米津氏)がよすぎるので元ネタ知りたいと思ってシン・ウルトラマン見た。
最初、おおおおお、と思いまして、最終的にはしみじみと、なるほど……と思いました。
ネタバレ避けようとして情報量ほぼゼロになっていますが、たしかに特撮ファン以外も見られる映画だったなぁと。
戦いよりもドラマ多めだったなって思うんだけど(だからこそわたしも見れたわけだが)ウルトラマンファン的にはどういう印象なんだろう。
あと、あっここは絶対にネタバレしちゃいけないシーンなんだな……というのがあるというのはわかりました。
あれは……あの巨大化は、なんというかみんなの趣味というか夢を実現したという解釈でOK?
ウルトラマンは未履修すぎてどこがオリジナルの設定でどこがシン要素なんだかわかんなかったんだけど、庵野さんが楽しそうだなあと思いました。
でも庵野さんは企画・脚本・総監修で、監督ではなかった。
(余談ですが監督の下に、監督補と副監督と準監督がいて、どこの大企業??と思いました。)
いろいろエヴァみ溢れとる……と思ったのでエヴァ世代のわたしはわりと楽しかったです、というか庵野さんはウルトラマンやりたくてエヴァつくったんだな。
なんだかんだで日本は平和であるよなぁと、最初のほうと最後の方に思いました。
上映前のCMでジュラシックワールドだっけ?恐竜が出てくる映画の予告編やってたんだけど、向こうの怪獣映画?はほんと怖くてわたし無理なのよ。エイリアンとかプレデターとかほんと怖いよね。ゾンビとかも無理だわ。
でもウルトラマンはなんかこう、「がんばれー!うるとらまんー!」って心の中の幼子がこぶし握る感じがするわ。世の男児の気持ちがわかった。
シン・ゴジラ見てないんだけど、あれはどんな感じなのかしら。今度シン・仮面ライダーもやるんだよね、気になってきた。
それにしても「シン」って使い勝手よすぎるので嫉妬。
後日談:
なんでゾフィーじゃなくてゾーフィっていうんだろうと思ったら、ほんとはゾフィーなのが間違ってゾーフィって当時雑誌に載ってたらしいという情報を得ました。
あと大河見てて三浦義村が出てくると、いつ「わたしの好きな言葉です」って言うんだろうと思って身構えてしまうという病を発症してしまいました。シン後遺症。
Wordのアウトラインで、見出し2が見出し1を超えて連番になってしまう
Word2019でマニュアルを書いています。なおWordはそんなに使わない人生です。
ざっくり出来上がったので、目次をつくるかー、と、見出し1を設定したりなんだり、やっぱり2段階にするか!と見出し2を追加したりなんだりして、
見出し2は「1-1.」みたいにしたいぞーとごにょごにょしていたのですが、こうなる。
1. 小学生について
1-1. 小1について
1-2. 小2について
2. 中学生について
1-3. 中1について
1-4. 中2について
なんで。
「レベルと対応づける見出しスタイル」も「リストを開始するレベルを指定する」も間違ってないんだけどなー。
新規ファイルでやっても同じになるので、なんでーと、こちらを参考にしてみる。ページの下のほうです。
おや、できたぞ?
1. 小学生について
1-1. 小1について
1-2. 小2について
2. 中学生について
2-1. 中1について
2-2. 中2について
②「番号書式」ボックスの内容を一旦削除
が大事だったのかな。
そのあと、
③「次のレベルの番号を含める」 で上位「レベル1」を選択
⑤「このレベルに使用する番号の種類 ▼」で番号の種類を選択
と丁寧にやったらできました。
なおこの時念のために、⑤でアルファベットにしたのですよね、レベル1と見分けがつくように。
たぶんそうしなくてもこの手順でならいけそう、と試そうとしたのですが、なんか新規で作成したアウトラインをWordくんは覚えてくれるらしくて、もう失敗のできない体になってしまったので検証できません……
映画『ドライブ・マイ・カー』見た
5/18に見た映画。
3時間ある映画、果たして見られるのだろうか……と戦々恐々としながら見に行きましたが、寝ることなく、飽きることなく、ダレることなく見られたので、なるほどアカデミー賞、とは思いました。(長編国際映画賞)
ところどころ、ん?と引っかかるところはあったものの、まぁ村上春樹だしな……ですべて納得できてしまったので、村上春樹は偉大。ほとんど読んだことないけど。
▼原作の短編集
「ドライブ・マイ・カー」だけでなく、ほかの短編もちょっと盛り込んでいるらしい。
広島でのロケで、ごみ焼却施設のシーンがあったのですが、こんな場所があったんだと知ることができてよかったです。以下Wikiより。
ここで当施設が原爆ドームと原爆死没者慰霊碑を結ぶ平和の南北軸の延長線上にあり、丹下健三の弟子でもある設計者の谷口吉生が、「自分の建物で師匠の軸線を止めるわけにはいかない」と、平和の軸線を遮らないよう建物の中央を吹き抜けのデザインにして海まで抜かせている
主人公が演出家兼俳優で、芝居が盛り込まれているのが個人的には興味深かったです。
『ゴドーを待ちながら』を、あれはロシア語だったと思うのだけれど、日本人とロシア人(ロシア語話者)がそれぞれの母語で話していて、観客向けには字幕が出るというもの。
観るのも演るのも、通常の演劇よりやや負荷があるのではないかと思いますが、優れた戯曲を優れた俳優が演じれば、セリフが外国語でも理解はできるだろうと常々思っていて。
というのも、わたしはどうも、舞台のセリフを聞き取るのがあまり得意ではないようなのです。何言ってるのかわからんなーって思いながら見てること多々ある。それは役者さんの問題である場合もあるのですが、たぶんわたしも純粋に音声の聞き取り能力があまり高くない。音自体は聞こえています。発音の聞き分けとかスピードとか、そのあたりの要素。舞台のセリフを聞きながら、一方で脳内でさっきのセリフを再生して、遅れて理解する、なんてこともしている。なので隣の人と笑うタイミングが微妙にずれたり。録音チャンネルと追っかけ再生チャンネルを2つ動かしている感じ。それはそれで高機能ですね。普段の会話はたぶん音声以外の要素でもって補って聞いているのだと思う。
で、そんなわたしが、すぐにはよく聞き取れないけど、めっちゃ意味がわかる、と思いながら見ていた役者さんがいて、それが文学座の渡辺徹さんです。えぇあの渡辺徹さんです。文学座所属だったのですよご存じでしたか。何年か前に文学座メインの芝居に出てらして、その時に観て衝撃を受けたのです。セリフの文学座と言われるだけあって、どの役者さんのセリフ回しも素晴らしいのですが、その中でも渡辺さんはびっくりするほど意味が伝わってきて、これ外国語だとしてもわかるなと思ったのです。
なので多言語芝居も、ありだなって思います。
あと、芝居上で「明らかに何かが起こっている」というシーンも盛り込まれていて、よかったなぁと思います。
ワーニャ伯父さんの稽古で行き詰っていたある役者さんが、別の役者同士が演じるのを見て、そこで彼らに何かを見るというもの。外で稽古をしていたシーンでしたが、外で試すというのもまたよいですね。
いい芝居というものは、役者の内に明らかに「ほんとうの何か」が起こっていて、それが自分の内側に触れて共振を起こすのです。
ほんとうのこと、を追求するために、役者は訓練し、研鑽を積んでいるのです。
ところでひとつだけ、気になったことがあります。
それはオーディションのシーン。その日初めて会う男女2人が、ワーニャ伯父さんの1シーンをいきなり演じることになります。
双方の役者があらかじめやりたいと提示してきたシーンが合致したので、オーディションでやってもらうことになったのですが、どうやら濃い身体接触のあるシーンだったのです。
それを初対面でいきなりやるというのは……どうなのかしら???
たとえ稽古であっても事前の断りや打合せなしに他人の身体に触れるのはマナー違反だと思います。肩くらいなら人によっては許容範囲かもしれませんが。ましてや濃い身体接触であるならば、慎重におこなうべきです。脅威的な身体接触もしかりです。
映画の中では男性の俳優が、女性の俳優に対して、まずは壁に追い詰めていき、彼女の口をわしづかみにする形で右手で覆いました。そのあと、女性にキスをしました。
わたしが演出家だったら、女性の口を抑えた時点で止めるかなと思います。(演出もキャスティングもやったことないけど。)追い詰めてる時点で女性が素で戸惑っていたように見えたから、その前に止めてもよかったかもしれません。
事前に打ち合わせありだったらまだいいですけど、いきなりはちょっと。
あとさすがにオーディションではキスはなしです。役だったらなんでもやっていいわけじゃないぞ……。そして役だったらなんでも平気なわけではない。
ワーニャ伯父さんを読んだことも観たこともない潜りなので、青空文庫でワーニャ伯父さんを見てみたのですが、たしかここだったかしら……という箇所には、「脅かす」とか「相手の口を封じる」というト書きがありました。
一連の芝居は男性俳優の解釈によるものだと思うのですが、激しめに演じたんだなぁという印象。
一方、女性の役者は、ここまで接触するシーンになるとは思っていなかったんじゃないだろうか。
激しいのは結構なのですが、はじめましてのオーディションでそこまでの芝居を選択するのは、相手役に優しくないし、なんかちょっとヤバそうなので、わたしだったら採らないぞ……と思います。
実際、舞台直前で降板となるトラブルを起こしましたが……え、そういう伏線??
結局、主人公である演出家がその役を演じることで幕を開けたのですが、ワーニャ伯父さんのラストのシーンもとてもよかったなぁと思います。
で、もう配信始まってたわっていうね。