VMwareに入れたUbuntuでWindows共有フォルダが表示されない
開発用のWindows10 Proに、Linuxの仮想環境を構築してみたメモです。
当方、WindowsのマシンにUbuntuのインストールをしたことがある程度のLinuxスペック。
Ubuntuを知った時に、えっLinuxでGUIがあるのか!!と思いました。
VMwareとUbuntuを入れるぞ
こちらを参考に、まず、VMwareを入れました。仮想環境いろいろある中でVMwareにした理由は、上司が入れてたからです。たしか。
qiita.comバージョンは、16.2.2。現時点での最新。
で、Ubuntuしか知らないので仮想環境にはUbuntuを入れました。こちらは最新ではなく、Ubuntu 18.04.3。社内で使ってるバージョンだからなんとなく。
Ubuntuのダウンロードもインストールも結構時間がかかりました。
できたぞー、とこの記事を最後まで読まなかったためか、のちに少々つまづく羽目に……
あとで「その他最初にやっておきたい実行コマンド」のところに気づき、慌ててやるなど。
定時前だったので、upgradeに時間がかかって焦った。
共有フォルダの設定ができないぞ
で、仮想環境構築後、まずは共有フォルダの設定をしたかったのですね。
この記事はMacで、わたしはWindowsですがまぁ問題なし。Win側のフォルダは共有設定をし、さてUbuntuのほうを……と思ったら、「仮想マシン設定」の共有フォルダの設定が、できない……??VMwareToolsがどうとか書いている……それを入れないといけないのか……
※「その他最初にやっておきたい実行コマンド」を事前にやっておいてたらおそらくこんなことにはなっていない
入れるには……
www.japan-secure.comなるほど、「管理」から「VMware Toolsのインストール」を……
グレーアウトされてるなぁ……なんでかなぁ……
※「その他最初にやっておきたい実行コマンド」を(以下略)
グレーアウトされてる場合はどうすればいいですか?
pc-oogaki.comこれやってみてから、Ubuntuに入ってみたけど、グレーアウトは変わらず……
ここらへん、ごにょごにょしすぎて覚えていないのですが、仮想マシンの設定ではなく、VMwareの設定からだったら共有フォルダの設定ができた、ような……??(でもVMware Tools入れてからだったかもしれないよく覚えていない。)
最終的には
$ sudo apt-get install open-vm-tools
というコマンドを叩いたら、VMware Toolsは入ったっぽい。「VMware Toolsの再インストール」って表示が変わったから。(でもグレーアウトのまま)
このコマンド、「その他最初にやっておきたい実行コマンド」にあったやつだとこの時点でようやく気づいて、遅ればせながら全部実行。
// パッケージリストの更新
$ sudo apt-get update// インストール済みパッケージの更新
$ sudo apt-get upgrade// VMWare Toolsのインストール(これで全画面表示が可能になります)
$ sudo apt-get install open-vm-tools
$ sudo apt-get install open-vm-tools-desktop// vimの導入
$ sudo apt-get install vim// デフォルトのエディタをvimに変更
$ sudo update-alternatives --config editor
画面最大化もできなくて、なんでだと思っていたけれど、これによりできるようになる。あとクリップボード共有もできるようになってた。わお。
んで、共有フォルダの設定はしたけど、どこから見られるのかしら??
/mnt/hgfs/
ここにあるのねなるほど……しかしmntフォルダはあるけど、中身は空っぽである……はて?
$ vmware-hgfsclient
このコマンドを叩けば、共有が成功しているかどうかわかるらしいので叩く。
成功はしていた。んーーー。
なんかopen-vm-toolsを削除して、VMware Toolsを入れるとよい、ってのをよく見たのですが、え、open-vm-toolsとVMware Toolsって違うのか……というか共有フォルダ見たいだけでそこまで大がかり??っていうのと、どれも記事が古いので、そんなことある??と思っていたところ。
ん、mkdirすんの??
$ sudo apt-get install open-vm-tools
$ sudo mkdir /mnt/hgfs
$ sudo mount -t vmhgfs .host:/ /mnt/hgfs
でも最後の行はエラー。
Error: cannot mount filesystem: No such device
んー。これいつの記事かな……2017っぽい……
記事が参照していた元記事に飛んでみる……
一番点数ついてるの、だいぶ古い投稿だな……
次に点数ついてたのが、これ。
$ sudo mkdir /mnt/hgfs
$ sudo /usr/bin/vmhgfs-fuse .host:/ /mnt/hgfs -o subtype=vmhgfs-fuse,allow_other
投稿は2019だし、Ubuntu18とな……これでは……?
……できました~~~
が。再起動するとマウントの設定は消えるとのこと。消えました。確認しました。
何やら設定ファイルに書き込まないといけないようである。
.host:/ /mnt/hgfs fuse.vmhgfs-fuse allow_other,auto_unmount,defaults 0 0
これを……
/etc/fstab
ここに……???
えぇと……
$ sudo vi /etc/fstab
viで編集するのね……vi 嫌いだよ vi……Windowsの温室育ちなもので!
でもできました~~~
まとめると
(VMware16+Ubuntu18環境)
// パッケージリストの更新
$ sudo apt-get update
// インストール済みパッケージの更新
$ sudo apt-get upgrade
// VMWare Toolsのインストール
$ sudo apt-get install open-vm-tools
//全画面表示、クリップボード共有
$ sudo apt-get install open-vm-tools-desktop
//Windows側でフォルダの共有設定
//仮想環境で共有設定
//共有確認
$ vmware-hgfsclient
//フォルダ作成
$ sudo mkdir /mnt/hgfs
//共有フォルダマウント
$ sudo /usr/bin/vmhgfs-fuse .host:/ /mnt/hgfs -o subtype=vmhgfs-fuse,allow_other
//共有フォルダを起動時にマウントするのにfstab編集
$ sudo vi /etc/fstab
//これをfstabに書き込む
.host:/ /mnt/hgfs fuse.vmhgfs-fuse allow_other,auto_unmount,defaults 0 0
でした!
ちなみに共有フォルダ名、日本語でもいけた。
で、今度は逆をやりたいのよね……