東京国立博物館の総合文化展を見てきた(4) 2階でもアートを浴びる
前回の続き。
平成館から入ったので、1階から見てました。
1階はぐるっと周りましたので、2階にあがりまーす。
ここで、写真撮ってもいいんだと気づく。(撮影禁止の作品もあります。)
▼古代の部屋
癒しの埴輪。
埴輪を見るなら平成館1階の考古展示室がおすすめだよ。
▼屏風の部屋
角の小さな部屋に屏風があって、部屋に入った瞬間、のけぞるようなエネルギーを浴びた。
はっ??何これ??誰の作品??
と近づいてみたら、「紅白梅図屏風」。
あー!誰だっけ??と思ったら、「筆者不詳」。
は???なんでこれが筆者不詳なってるの???こんなに主張が激しいのに???(いい意味で)
有名なのは尾形光琳筆のものですが、それとは違ったのよね。
この部屋にはソファもあったのでゆっくり浴びて帰りたかったのだけれど、ちょっと次の予定があったので、退散。
またいつか会えるかしら、エネルギーの邂逅は一期一会かもしれないけれども。
↓3年前にも1月に展示された模様。画像が一部だけ載ってる。
▼書画の部屋
あと、書の部屋があったので、じゃかじゃか撮ってしまった文字族。
\ はい、どーん。/
まったくもって素晴らしいですね。
貫名菘翁は「幕末の三筆」に数えられるとのこと。
空海の書に憧れて、大師流を習得したそうです。エモい!!!
まったくの余談ですが、いろはにほへとの順番は、子どものころにNHKのみんなのうたで覚えました。
いろはにほへと~(いろはにほへと~)
ちるぬるをわか~(ちるぬるをわか~)
よたれそつね~(よたれそつね~)
ならむうい~の~(ならむうい~の~)
おーくやまきょうこーえて あさきゆめみしえひもせす ん!
ってやつ……さっき調べたら、「いろはうた」というタイトルだそうです。
大人になってから、なんてところで区切ってたんや!とびっくりしましたが。
12世紀の藤原定家は本阿弥光悦の書法を取り込んで、自らの書風を確立したとのこと。
温故知新、そそる……
こういうきれいな紙、いいですよね……。
展示はざっとこんな感じです。
また行きたいなぁ。アートはたびたび浴びるべきだと思いました。
▼今後じっくり見るなら
ただ、特別展+総合文化展を見るなら、
午前中に特別展+ランチ+総合文化展+お茶+体力あれば東洋館
みたいな1日スケジュールにしておかないと、持たないですねぇ~
総合文化展だけ見に行く日をつくればいいんですけれどね。しょっちゅう展示替えあるし。
▼会員制度
年に何度か見に行くなら、会員制度もあるみたいですね。
東京国立博物館 - 東博について 会員制度、寄附・寄贈 会員制度
友の会(年会費:7000円)
国立博物館4館(東京・京都・奈良・九州)の総合文化展(平常展)が無料!
特別展無料観覧券3枚!(本人じゃなくても可)
ミュージアムシアター無料観覧券1枚!
レストラン、カフェ、ミュージアムショップの割引!
これはお得では……???
国立博物館メンバーズパス(4館共通)(年会費:2500円)
国立博物館4館(東京・京都・奈良・九州)の総合文化展(平常展)が無料!
総合文化展3回で元取れるやつ……
上野公園、とくに東京国立博物館前の噴水の広場あたりって、なんか気がいいから行きたくなるんですよね。
ふらっとトーハクに入れたら最高なのでは……???(今は事前予約がいるけど)
とりあえず今度「空也上人」の特別展を本館でやるみたいなので、また行きましょう。
▼おまけ
おまけで本館の中の写真。風情がある……。写真うまくなくて申し訳ない。